みずたま将棋ブログ

みずたま(@go_tom_89)のブログです

囲碁アート

いてはりました、初台囲碁クラブ。 初台駅から徒歩3分、新宿の都庁がすぐそばに見える高立地です。 ふだんは碁会所というよりかは教室や、囲碁会利用のために使われているそうです。 今日は囲碁アートの第一人者せきしょういちによる囲碁アート会に行ってき…

今日買った本

中央線の先にある豊田の方でお仕事をした帰り道に荻窪と中野に寄ったので、そこでの釣果をさくっと紹介します。 1. 岩森書店(荻窪) 駅北口のブックオフに大した本がなかったので、南口に足を伸ばしました。 思想・風俗系の古本屋さんなので囲碁将棋は軒先…

棋書集め@関西

大阪滞在中に入手した棋書たち。 旅行記はまた別で記事にする予定。 1. りゅうおうのおしごと1巻 著者さんの白鳥さんが、梅田のとある書店でサイン入れてきました!とツイートされたのを見て数分後に即購入。タイミングが良かった。 2. 手筋の達人2 ブックオ…

平成最強戦

いてはりました。 平成最後の平成最強戦。 ちょっと耳慣れないかもしれませんが、そういう名前の大会なのです笑 今回は前回に続いて200名を越える参加となり、浜松町のチサンホテル2階を将棋プレイヤーが埋め尽くしました。 大会中は撮影禁止とのことでした…

定跡書の読み方

棋書にはたくさんの種類がありますね。 エッセイや小説のようなライトなものを除けば、大型書店の将棋コーナーに行ってもどれを読んでいいのかよくわからないことが多いと思います。 今回はテーマを定跡書(手筋のような部分でなく、盤面全体を使って序盤の…

きのう買った本

棋書って毎日ふえていきますよね。 棋書が棋書を呼んで積み重なっていくこの感じ… マイナビさんや浅川書房さんから、8月の新刊情報が出始めていて、また喜びが増えていきます。とくに久保先生の新刊(浅川書房)には注目ですね! そして、積ん読とコレクショ…

将棋のおテスト

夏ですね。 あついんだかさむいんだか。 台風がきて家から出れないのと(出れないというほどではないが出る気がしない)、腰が痛くてだるいのでこんなものをつくってしまいました。 将棋テスト(初級).pdf 反響や要望があったらもうすこし続編というか上級…

7月の新刊紹介

久しぶりの投稿です。 (これ言ってみたかった笑) 7月の新刊紹介行きましょう。 1.『関西若手棋士が作る現代将棋』池田将之(マイナビ) ★★★★☆ 将棋世界に連載されている「関西本部棋士室24時」のコーナーを抜粋して書籍化したもの。基本的には1記事…

詰将棋全国大会

行ってきました。 年に一度、詰将棋作家を中心とした詰将棋愛好家が一同に介します。東京、大阪、名古屋+その他都市で4年周期で回しています。 (画像アップに関しては制限が多く難しそうです) 内容はその年の看寿賞などの表彰と、詰将棋解答、クイズなど参…

【棋書】小さな違いに気づき、理解する

平手でも駒落ちでも、1手の違いが大きな違いを生み出すことがあります。 そういう局面に出会うと、私はうれしく思います。局面に対する理解が深まるからです。 子供を指導する中では、次の例がよく出てきます。 8枚落ちから。 2筋に注目してください。い…

みずたま将棋ルーム

やってはりました。 お越しくださった13名の方、ありがとうございました。 今回は通算4回目かな、いつも来てくださってる方、差し入れをくださる方ありがとうございます。 私のスタンスとしては、ふらっと立ち寄って一人でもみんなでも自由に楽しめる空間を…

【棋書】悪手に学ぶ上達法

皆さんは、棋書という言葉を聞いてどんな本をイメージしますか。 ひとによってそれは定跡書であったり、詰将棋の本であったり、もちろん棋士の実戦集ということもあるでしょう。 こんなのとか、 こんなのとか。 私の数少ない経験から言って、少なくとも日本…

【棋譜紹介】将棋で表現する

ルールという縛りの中でなにかを表現することは難しいです。 10マス×10マスのドット絵で人を感動させる絵を描けと言われたら困ってしまいますが、もしそれができる人がいたらその技術の価値はとても高いでしょう。 紙と鉛筆を渡されて、極めて精巧で写実的な…

思い出の本

初心って大事ですよね。いつも新鮮な気持ちで将棋を見れるようにありたいものです。 私自身、将棋を覚えてから20年弱は経つこともありいろいろな将棋や棋書を見てきましたが、やはり子供の頃に読んでいた本は思い入れが深く、いま読み返してみても結構内容を…

ノーマル三間飛車を指しこなすブックガイド(定跡書編)

ノーマル三間飛車っていいですよね。 石田流もいちおう三間飛車のくくりには入るのですが、角道を止めずに堂々と指す感じがあっけらかんとしていて、遠慮がない感じが個人的には馴染めません。 また、いわゆるトマホーク戦法や三間飛車・藤井システムもいち…

社団戦1日目

いてはりました。 将棋用品展示館になってるのは会場を借りる建前上のことで、実際は普通の将棋大会です。 社会人リーグの名の通り、将棋教室や職場、将棋部などの共通項を持つ仲良しが集まって7人の団体戦を半年にわたって戦います。 今期は1~6部リーグ…

行ったとこ、買った本

今週も一週間お疲れ様でした。 私は土日オフなのですが、日曜には社団戦に出られる方も多いことでしょう。 私の周りには、今回初めて出られる方が多い印象です。 東アマ連のサイト(東京アマチュア将棋連盟)をよく確認してご参戦ください。 力を出し切れま…

基本に立ち返る

最近はコンピューターをはじめとしていろんな勉強法がありますが、やっぱりいつの時代にも通じる王道の手法ってありますよね。 昭和の奨励会の厳しさを語る逸話に、「昔は棋譜一つ手に入れるにも連盟に出向いて印刷する必要があった」というものがあります。…

【最新】将棋読み物

藤井聡太ブームも息が長いですね。 デビュー戦から29連勝という空前絶後の記録を打ち立てたのがちょうど1年前のこと。 その後もこの聡太ブームにじわじわとファン層がついているおかげで、じっくりとした取材を重ねた読み物が出版され始めています。 ちなみ…

【棋書】全集だいすき

全集っていいですよね。 「○○全集」…(○○には自分の好きな言葉を入れてください) その甘い響き...自分の両手にその棋士などの残した棋譜のすべてがある感触... なにがいいたいかというと、『藤井聡太全局集』を買いましたということ。 320ページ超えのやや…

【8枚、10枚落ち】こどもに負けよう

私は将棋を始めたての子どもに指導するときは8枚、10枚落ちの駒落ちと同じくらい平手も指します。 強い人は上手を持っていくらでも勝てると思いますが、負けるのには技術とすこしの根性がいります。下手としても上手陣に取る駒がないのは厳しいのです。 そ…

加藤一二三はえらい

毎回タイトルがなにをもじっているのか分かりづらいというか、もはや私の自己満足になりつつありますね笑。今回は『先生はえらい』をもじっています。 さて本題。加藤一二三先生のすごさについて。 ここでは語り尽くせないのでせめてそのうちの1パーセント…

【解答編】子どもに人気の詰将棋10選

先日の出題のこたえあわせの時間です! 【1】1手詰 ▲52金まで 【2】3手詰 ▲33桂△同金▲22金まで 基本の基本の手筋ですね。 【3】5手詰 ▲23銀△13玉▲12銀成△同香▲23金まで 一般の子どもに対して出す問題としては最高レベルの問題でしょうね…

子どもに人気の詰将棋10選

こどもの教室や大会に参加して時間があまると、詰将棋を教えて時間をつぶすことがあります。その時どきて詰パラのヨチヨチルーム~小学校くらいの手数ならいい感じで楽しんでもらえるようです。 大道詰将棋ではないですが、解けた解けないと言いながらわいわ…

【レビュー】カクナリ!を読みました

いまさらながら、「将棋同人誌KAKUNARI!」をイッキ読みしました。 Twitterを中心に交流されている観る将・指す将・撮る将・書く将・描く将などをされている方々が日々のそれぞれの○○将活動を短い漫画や記事で紹介する同人誌です。 かるこえさんという方が中…

【棋書】居飛車本格派になる10冊(定跡編)

初段を目指す級位者向けに、居飛車を指す上で知っておきたい定跡を掲載した棋書をご紹介しましょう。今回は定跡編で、次回は棋譜並べ編の予定です。 10冊すべてを読む必要はないかもしれませんが、興味を持った1冊を繰り返し読んでマスターするのがいいでし…

【定跡】角換わりでじゃんけんする(1)

角換わりじゃんけんの法則のはなしをごく簡潔に説明します。 後手番が一手損をしない、いわゆる正調の角換わりのおはなしです。 角換わりにはおおきく、腰掛け銀、棒銀、早繰り銀の3つの戦法がありますね(これを知らない場合は観る将のお母さんに聞いてみ…

6月の新刊紹介

梅雨ですけど、はりきっていきまっしょい。 6月上旬の棋書紹介。主要4冊をチェックしました。 1. 『羽生善治永世七冠 必勝の一手』森けい二(日本文芸社) 羽生二冠が永世竜王を獲得したあとに森先生みずから羽生先生に諒解を得て編集された、実戦次の一手集…

【四間飛車基礎】将棋ルームより

今日の将棋ルームの参加者の方と指した将棋から。 参加された皆さまお疲れ様でした。 参加者の方が先手で、四間飛車を得意戦法にしたいというケースです。 今回は右銀急戦を採用してみました。 限られた対局時間の中で再現率の高い局面をお伝えできればと考…

今日指した将棋から

ひさびさに参加した研究会の将棋より。 強い人と、すごく強い人がいっぱいいました(小学生並みの感想)。 1局目は私の後手でした。相手は強いお兄さん(ハタチらしい)。 前の対局では一間飛車をやられていたので警戒していたのですが、相手がそれ以上に私…