平成最強戦
いてはりました。
平成最後の平成最強戦。
ちょっと耳慣れないかもしれませんが、そういう名前の大会なのです笑
今回は前回に続いて200名を越える参加となり、浜松町のチサンホテル2階を将棋プレイヤーが埋め尽くしました。
大会中は撮影禁止とのことでした。
200人を4人1組のグループリーグにし、各グループから2人が決勝トーナメント(まだ100人規模!)に進みます。※2勝通過2敗失格
私自身、現時点でそこまでガチ勢ではないので、勝ちたい勝ちたいみたいな闘争心はないのですが、せっかく参加費を払って来たからには勉強になる棋譜を残したいと思っていました。
私のグループ初戦はとあるアマ強豪の方。
その方は先日の朝日杯ではプロ棋士を破っており、朝から重いなあというのとも思いましたが、むしろ、ああ勉強させてもらえるなあという気持ちのほうが大きかった気がします。
将棋は相掛かりのじっくりした展開になりました。後手(私)は手得しているものの、このままだと飛車先の歩を交換できないのでそこが課題です。
当日の決定で持ち時間が30分から20分に短縮されたこともあり、このへんで両者30秒将棋でした。
手持ちのスマホでさくっと解析した結果。
やはり歩交換の利が大きいですかね。
ここから△54歩とし、▲66銀に飛車先交換をして87歩に82飛。先手も秒読みなので72角は打てないでしょう。
少し進んで…
ここは△92角と打つところだったようです。
読みにはあったのですが、秒に追われて44角と直接的な手を選んでしまいました。
以下は無理攻めを丁寧に受けられて負けとなりました。
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その後、なんとかグループ2連勝をしてトーナメントに進みました。
改めて抽選になるですが、ここでまた先ほどの強豪さんを引くという幸運。一日に二度も教えてもらえることに笑
対局開始直後のこと、恐ろしいことに朝一番で指した極限早繰り銀に、すでに対策がなされていました笑(相手が後手)
持ち時間30分でよかった…
純粋一歩損ながら、局面を落ち着けて力を出せる展開に持っていきます。
私も大人によくあるごまかしを発動し…(△62玉は緩手)
一歩得なのに局面をよくできない後手が焦って動いてきてくれるのを待ちます。
△85歩は同歩45歩同銀85飛46歩に86歩を見せた勝負手でしたが、このへんはすでに形勢は互角〜先手持ちに戻っています(手元のスマホで300程度、実は86歩に98銀と屈服しても先手十分らしい)
上図以下▲85同歩△45歩同銀85飛に75歩が筋という手。△同飛に対してわかりやすく(1)22角成〜66角としましたが、じっと(2)46歩がまさるようです。
実戦は図のように進み、以下相手にミスが出てこちらが良くなりました。
最後は敵玉に詰みがある局面があったので、よければ考えてみてください。実戦はこれを逃して、難しかったながら負けとなりました。
しかし、自分の実力を考えると出来過ぎなくらいよく指せた気がします。また将棋を習いに行く気軽な感じで、また気が向いたら大会に出てみようかなと思います。
みなさんもよければぜひ!