みずたま将棋ブログ

みずたま(@go_tom_89)のブログです

2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

行ったとこ、買った本

今週も一週間お疲れ様でした。 私は土日オフなのですが、日曜には社団戦に出られる方も多いことでしょう。 私の周りには、今回初めて出られる方が多い印象です。 東アマ連のサイト(東京アマチュア将棋連盟)をよく確認してご参戦ください。 力を出し切れま…

基本に立ち返る

最近はコンピューターをはじめとしていろんな勉強法がありますが、やっぱりいつの時代にも通じる王道の手法ってありますよね。 昭和の奨励会の厳しさを語る逸話に、「昔は棋譜一つ手に入れるにも連盟に出向いて印刷する必要があった」というものがあります。…

【最新】将棋読み物

藤井聡太ブームも息が長いですね。 デビュー戦から29連勝という空前絶後の記録を打ち立てたのがちょうど1年前のこと。 その後もこの聡太ブームにじわじわとファン層がついているおかげで、じっくりとした取材を重ねた読み物が出版され始めています。 ちなみ…

【棋書】全集だいすき

全集っていいですよね。 「○○全集」…(○○には自分の好きな言葉を入れてください) その甘い響き...自分の両手にその棋士などの残した棋譜のすべてがある感触... なにがいいたいかというと、『藤井聡太全局集』を買いましたということ。 320ページ超えのやや…

【8枚、10枚落ち】こどもに負けよう

私は将棋を始めたての子どもに指導するときは8枚、10枚落ちの駒落ちと同じくらい平手も指します。 強い人は上手を持っていくらでも勝てると思いますが、負けるのには技術とすこしの根性がいります。下手としても上手陣に取る駒がないのは厳しいのです。 そ…

加藤一二三はえらい

毎回タイトルがなにをもじっているのか分かりづらいというか、もはや私の自己満足になりつつありますね笑。今回は『先生はえらい』をもじっています。 さて本題。加藤一二三先生のすごさについて。 ここでは語り尽くせないのでせめてそのうちの1パーセント…

【解答編】子どもに人気の詰将棋10選

先日の出題のこたえあわせの時間です! 【1】1手詰 ▲52金まで 【2】3手詰 ▲33桂△同金▲22金まで 基本の基本の手筋ですね。 【3】5手詰 ▲23銀△13玉▲12銀成△同香▲23金まで 一般の子どもに対して出す問題としては最高レベルの問題でしょうね…

子どもに人気の詰将棋10選

こどもの教室や大会に参加して時間があまると、詰将棋を教えて時間をつぶすことがあります。その時どきて詰パラのヨチヨチルーム~小学校くらいの手数ならいい感じで楽しんでもらえるようです。 大道詰将棋ではないですが、解けた解けないと言いながらわいわ…

【レビュー】カクナリ!を読みました

いまさらながら、「将棋同人誌KAKUNARI!」をイッキ読みしました。 Twitterを中心に交流されている観る将・指す将・撮る将・書く将・描く将などをされている方々が日々のそれぞれの○○将活動を短い漫画や記事で紹介する同人誌です。 かるこえさんという方が中…

【棋書】居飛車本格派になる10冊(定跡編)

初段を目指す級位者向けに、居飛車を指す上で知っておきたい定跡を掲載した棋書をご紹介しましょう。今回は定跡編で、次回は棋譜並べ編の予定です。 10冊すべてを読む必要はないかもしれませんが、興味を持った1冊を繰り返し読んでマスターするのがいいでし…

【定跡】角換わりでじゃんけんする(1)

角換わりじゃんけんの法則のはなしをごく簡潔に説明します。 後手番が一手損をしない、いわゆる正調の角換わりのおはなしです。 角換わりにはおおきく、腰掛け銀、棒銀、早繰り銀の3つの戦法がありますね(これを知らない場合は観る将のお母さんに聞いてみ…

6月の新刊紹介

梅雨ですけど、はりきっていきまっしょい。 6月上旬の棋書紹介。主要4冊をチェックしました。 1. 『羽生善治永世七冠 必勝の一手』森けい二(日本文芸社) 羽生二冠が永世竜王を獲得したあとに森先生みずから羽生先生に諒解を得て編集された、実戦次の一手集…

【四間飛車基礎】将棋ルームより

今日の将棋ルームの参加者の方と指した将棋から。 参加された皆さまお疲れ様でした。 参加者の方が先手で、四間飛車を得意戦法にしたいというケースです。 今回は右銀急戦を採用してみました。 限られた対局時間の中で再現率の高い局面をお伝えできればと考…

今日指した将棋から

ひさびさに参加した研究会の将棋より。 強い人と、すごく強い人がいっぱいいました(小学生並みの感想)。 1局目は私の後手でした。相手は強いお兄さん(ハタチらしい)。 前の対局では一間飛車をやられていたので警戒していたのですが、相手がそれ以上に私…

まえがきから見えてくるもの【河出書房新社編】

前回の続き、今回は河出書房新社のタイトルを紹介します。 この出版社は最近も羽生先生のシリーズでいろいろと名作を出しているのですが、今回は以下の書籍をピックアップしてみました。早速ご覧ください。 1.佐藤康光『佐藤康光の戦いの絶対感覚』 本書『…

【補足】書体について

以前の記事で、菱湖(りょうこ)という書体をプッシュしました。 mizutama-shogi.hatenablog.com 菱湖(巻菱湖とも)は最近とみにその人気を増している観があります。 マイナビ出版の棋書の表紙の駒は、この書体以外使われていないのではないでしょうか。 こ…

将棋系出版社について

棋書のまえがきに関する先日の記事について、何人かの方から好意的なご評価をいただきました。ありがとうございます。 まえがきからわかること【浅川書房編】 - みずたま将棋ブログ そのときに紹介できなかった中原先生の著作のまえがきをあらためて紹介しま…

【棋書】今週増えたなかまたち

この1週間くらいで増えた仲間たち。 新刊もくまなくチェックしてますので、そちらはまた数が増えてきたら紹介します。 1. 塚田スペシャル物語 塚田スペシャルの大家塚田九段がその成り立ちを実戦例とともに紐解く。 神保町で200円だったので記念に。 2.「将…

【局面図】自分だけの将棋ノートを作ろう

前に紹介した局面図というソフトを実際に使用することで補足しようと思います。 今回は、好きな戦型を絞って自分だけのオリジナル名局集を作るという設定で話を進めていきましょう。 一局の棋譜の中でポイントとなる数局面にコメントを付すという形にします…

みずたま将棋ルーム

いてはりました。 ありがたいことに何人ものフォロワーさんが万難を排してお誘い合わせ下さり、17人もの方に参加してもらえました。 バタバタしていて写真もほとんど取れず、嬉しい誤算でした。後で食べよっとなんの気なしに買ってあったコンビニ弁当をつい…

定跡を整理する

定跡を整理したり棋譜添削を受けたりするときに基本となるITのお作法をすこし。ご存知の方には少し退屈ですが、アドバンスドな使い方があったら教えてください。 私が絶大なる信頼を置くアプリはKifu for Android(あるいはKifu for iPhone)という、柿木義…

まえがきからわかること【浅川書房編】

棋書のまえがきを読むのが好きです。 あとがきはない本が多いですし、コラムはあったとしても編集に書かされている感がするものが多い気がします。「上達法」「将棋めし」「携帯中継」…こんなタイトルのコラムは内容がありきたりすぎてちょっと読む気が起き…

みずたま将棋文庫

完成しました。 ちっちゃいですが、見てね☆ 東京・四ツ谷のねこまど(http://nekomado.com/access)に置かせてもらってます。 本には蔵書印も押してあるのですが、どんなもかは来てからのお楽しみ。 来週&再来週・月曜夜の将棋ルームに来てくださった方にも…