筋と形を囲碁から学ぶ
囲碁をやっていると、「こんな教材が将棋にもあるといいな」とか、「この人の棋風を将棋でも見てみたいな」とかいうインスピレーションを得ることがあります。
囲碁には「筋と形」というコロケーションがあって、経験則からこの形が9割方ただしく美しいよということを示しています。
筋と形に従って打つメリットは(1)きれいで再現可能な碁になること、(2)考える・読むエネルギーを省略できることがあるでしょう。
(反面、ゴリゴリの読みの碁には勝てなかったり、読まないといけない例外で失敗することはある)
ちなみに筋の反対は俗手(ぞくしゅ)。この辺の用語は将棋と同じですね。
今回はそんな教材を紹介してみます。
ちょっと数が多くなってしまったので内容の紹介は省きますが、どれも必読書でしょう。将棋に行き詰まりを感じた方は、読んでみてはいかが。
三村智保『筋がよくなる!勝てる!石の形集中講義』(マイナビ)
三村智保『初段突破 楽に勝てる石の形』(NHK出版)
『新ポケット定石100』(日本棋院)
↑これは★★★★★
『初段合格の定石150題』(日本棋院)
郭求真『筋が良くなる基礎詰碁200』(マイナビ)
月刊碁学編『ひと目でわかる「本筋・俗筋」対照表』(マイナビ)
前田陳爾『置碁辞典』誠文堂新光社
牛窪義高『碁の戦術』(マイナビ)
↑これは★★★★★
以上!これぜんぶの将棋バージョン書きたいな~