みずたま将棋ブログ

みずたま(@go_tom_89)のブログです

イオンモール多摩平の森&詰飛車問題集

いてはりました。

 


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おかげさまで盛況でした。

 

明日もいてはります(にゃんこならべ・連珠)。

 

時間によっては将棋もできるかも。

 

家族で来てね。

 

そういえば、この本読みました。

 


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前代未聞、飛車を捕獲する問題集。

 

問題数は決して多くないのですが、実戦で使えそうな手筋が満載で、飛車が好きな方は読んでみるといいかもしれません(≧∇≦)b

 

個人的にはタカ大丸さんのエッセーの中での、所司先生の「指導対局ではこんな人には勝ってもらいたいと思う」のところが納得でした。

 

みずたま

詰将棋解答選手権直前模試を開催しました

今日の夜は四ツ谷のねこまどにて詰将棋解答選手権の直前模試を主催しました。年度末の金曜にもかかわらず9名の方にお越しいただきました。ありがとうございました。

 


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初の試みということで、全詰連の柳田さんにアドバイスをいただきつつ企画を進める形となりました。使用する問題は解答選手権本番の過去問から選りすぐったのですが、改めて過去の全作品に目を通して、過去の短編作品の完成度の高さに目眩がしました。

 


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第1Rの40分、第2Rの60分と立て続けに解いてもらい、また解説した3時間、本当にあっという間で言い残したこともたくさんありました。本番の雰囲気や回答時のコツなど少しでも参加者の方々の役に立てたなら幸いです(参加者の方、帰ってプリントを読むまでが模試ですよ!)。石川和彦さんの詰将棋入門を紹介できたのは良かったです。

 


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 【進行表】

 

ということで、今年の解答選手権はどんな問題が出るのか、今から楽しみです。本番の情報に関してはリンクでご確認ください。

https://blog.goo.ne.jp/shogi-problem

 

最後になりますが、本イベントにお越しいただいた皆さん、RTなど拡散してくださった方々、イベント実現に向けてご協力いただいた皆さんありがとうございました。

 

角の利きは6万回確認!

 

【名局紹介】升田名人の大局観

今日は私の好きな棋譜を紹介します。

 

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『升田将棋選集』第2巻より。この5巻本は升田幸三先生の名棋譜を300局収録した大著で、私自身、人生が終わるまでにこれらの棋譜を並べる自信がありません笑

第2巻は昭和23年から29年までの円熟期に相当し(30歳~36歳頃)、有名な高野山の決戦も語られています。

 

今回紹介するのは第71局・夕刊毎日棋戦、▲坂口允彦八段-△升田幸三八段(昭和24年10月)です。図面に名前は入れませんが、以降後手が升田先生です。

 

【第1図】

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出だしは普通の相掛かりです。角換わりと並んで当時よく見られた戦型。

 

【第2図】

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互いに飛車先の歩を交換したあと、銀を戦いの場に進めます。

現代では▲38銀や△72銀という形をよく見ますが、この▲48銀の形は当時では普通の手だったようです。

ただし、升田先生の△54歩は明らかに趣向。先手はこれをとがめにいきます。

 

【第2図からの指し手】

▲22角成△同銀▲88銀△53銀▲46歩△44銀▲47銀(第3図)

 

【第3図】

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「角交換に5筋を突くな」の格言通り、先手は角を交換してきました。5筋の歩が突いてあると、将来▲71角から▲26角成のような手が残って陣立てに苦労するだろうとの読み。

升田「疑問手かどうか、この後の指し手を見て判断していただこう。」

 

【第3図以下の指し手】

△35歩▲45歩△同銀▲35歩△36歩(第4図)

 

【第4図】

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升田「△44銀から△35歩と、一見、強引とも思える仕掛けに、坂口さんは我が目を疑うような顔をしていた」

3筋の歩交換を見せつつ、強引に37の地点を狙っていきます。升田先生がこの攻めをしてきたら、私はその時点でもう受けきれる気がしません笑

 

【第4図以下の指し手】

▲48金△64角▲46歩△同銀▲36銀△33銀

▲47歩△57銀成▲同金△19角成(第5図)

 

【第5図】

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先手の坂口先生は、第4図で▲46歩としたかったのではと書かれています。しかし以下△37歩成▲同桂△36歩▲45桂△37角▲48角△26角成▲同角△27飛の進行で後手良し。これが先手の誤算でした。

 

本譜、後手は銀を犠牲に香を取り、馬を作りました。これでも駒得の先手が良さそうに見えますが...

 

【第5図以下の指し手】

▲46角△18馬▲19銀△24香▲25歩△36馬

▲同飛△25香▲39飛(第6図)

 

【第6図】

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後手は馬が死んでしまいましたが、銀と刺し違えて先手を歩切れにしました。

ここで好手が出ます。よく見ればこの局面、「歩切れに角切りあり」ですね(前の記事参照)。

mizutama-shogi.hatenablog.com

 

 

【第6図以下の指し手】

△44銀▲77桂△55銀打▲68玉

△36歩▲17桂△27香成(第7図)

 

【第7図】

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升田「(△44銀は)平凡なようでいて、言わせてもらえれば、これが本局を決めた名手だった。これで攻めに厚みができ、先手からの反撃に対する防御にもなっている。」

私の解説は不要でしょう。

 

【第7図以下の指し手】

▲36飛△17成香▲34歩△35歩▲26飛△46銀

▲同歩△37角▲29飛△48角成▲66歩△36歩

▲65桂△37歩成(第8図)

 

【第8図】

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先手は角を手持ちにしているものの、その使い場所がありません。19の銀が遊んでいるのも痛いでしょう。一方後手は一番いいタイミングで46の角を取り、△37角と急所に打ち込みます。△44銀の先受けも目一杯働く格好で、差は広がるばかりです。

あとは収束手順を見るだけでいいでしょう。

 

【第8図以下の指し手】

▲45歩△47と▲67金寄△55桂▲44歩△67桂成

▲同金△58馬▲77玉△57と▲同金△同馬

▲68銀△56金▲79桂△66馬▲78玉△65馬

▲67歩△同金▲同銀△29馬▲53銀△48飛

▲68歩△55桂(投了図)

まで102手で升田八段の勝ち

 

【投了図】

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仕掛け周辺の読みの深さと大局観のよさで勝ちきった本局は、升田先生の完勝譜といえます。角を切っても体力勝ちできるという大局観は(私の解釈では)現代的で、時代を先取りしています。

 

このような名局が満載の本棋譜集、古書店で見つけたらぜひ手にとってみてくださいね。

 

りゅうおうのおしごと!最終回を見ました

見てはりました。最終回ということで倉庫の奥からテレビを引っ張り出してきて(なんかシミがついた碁盤も目に入りましたが重そうだったのでスルー)、久しぶりに見ましたが、いやあ噂通り芸が細かいですねこのアニメ。


そして、アニメをみつつ現実での出来事を振り返るたび、将棋界の現実が虚構を超越する様に驚かされます…


アニメでは2008年の竜王戦が主な題材となっていました。詰将棋作品「最後の審判」(縫田光司)もさらっと挿入されていましたが、紙幅の関係で今回は割愛。この七番勝負は、どちらが勝っても史上初の永世竜王永世十段はいらっしゃいますが)になるという百年に一度の大勝負でした。

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渡辺竜王 ●●●○○○○

羽生名人 ○○○●●●●

結果はご存知の通り、これも将棋界初の三連敗四連勝によって渡辺先生が初代永世竜王に就きました。決着局および第六局に研究のドラマがあったことは有名ですが、特筆すべきは第一局の羽生名人の完勝と、第四局の渡辺竜王の逆転でしょう。

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パリで行われた第一局に関しては、渡辺棋王の自戦記集『永世竜王への軌跡』、および梅田望夫羽生善治と現代』に詳しいのでそちらをご覧ください。前者はこの竜王戦の7局の記録があるだけでも後世に読み継がれる価値があると思います。後者は将棋界の中における羽生先生の立ち位置を解釈する読みやすい読み物でおすすめです。

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第四局は、負けを覚悟していた渡辺竜王が、羽生名人が勝ちを読み切ろうと水を飲んだ1分33秒の間に、自玉を打ち歩詰めで耐える逆転の手順を見つけたことでも知られています。この有名なエピソードはアニメにも取り上げられましたが、実際の映像は当時の情熱大陸で放映されました。意外と簡単に見つかるかもしれないので、なんとか探してみてください。

りゅうおうのおしごとに関しては、アニメ本編の他にも、将棋ファンの方がニコ動に挙げていた解説動画にも感心しました(検索ですぐに見つかると思います)。初心者あるいは将棋を知らないファンが、アニメの背景に潜む膨大な情報を読み解けるようにとゆっくりと噛み砕いて説明しておられます。こうした方々の努力が将棋ファンの裾野を広げているんだなあと確信しました。



個人的にりゅうおうのおしごとは、将棋界の数々の伝説をあらためて鑑賞する年代記としても優れていると思います。自然と2期への期待が高まりますね。原作に負けない超展開を見せ続ける現実の将棋界からも目が離せません!

新橋古本まつりに行ってきました

今日の午前中は、昨日開幕した新橋駅前の古本市へ。毎年3,5,9,11月に開催されているそうです。

 

https://twitter.com/SLbookFair/status/978106442136805377?s=19

 

私のお目当ては当然棋書ですが、ここ数回はもはや新たに欲しい本もなくなってしまい、人にあげたりした本を買い直すのもなんだか面倒で、今回は購入なしでした。ただ、加藤先生の実戦集や中原先生の次の一手、米長先生の本などオールドファンにはたまらない名著がたくさんありましたよ。

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今日見た限りでは3、4軒のお店で囲碁・将棋の本を複数扱っていました。貴重な本があるかというと微妙ですが、お好みの本はあるかもしれません。他にも漫画や文芸など、本好きにとっては1時間くらいいても飽きない贅沢空間です。会期は31日までとのことなので、ぜひ行ってみてください。

 


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【中にはこんな品物も…】

 

 

詰将棋解答選手権に参加してきました


ご無沙汰してます。昨日はブログの更新をさぼったのですが、そのかわりに桜を見ていました。嘘です詰将棋をしていました。

 

 

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そう皆さんご存知の詰将棋解答選手権のチャンピオン戦です。斎藤慎太郎七段が「合法的に詰将棋をできる日」と表現した悪魔の一日なわけです。

 

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藤井六段の活躍で一躍有名になった解答選手権ですが、今年はいつにも増して多くの参加者がいたようです。また、当日のメディア対策として藤井六段(ほぼ)専用の名古屋会場が用意されたことは一連の藤井フィーバーの頂点を示す現象とも言えるでしょう。

 

解答選手権は3月末に行われるチャンピオン戦(無差別級)と、プロや奨励会員が参加できない「初級・一般戦」に分かれます。チャンピオン戦では39手までの作品を90分で5問を2セット行い、100点満点で順位を競います。初級戦は年によって異なりますが、おおむね1~5手詰を40分で6問解きます(30点満点)。また、一般戦はおおむね5~15手の作品を60分で6問解きます(30点満点)。興味のある方は過去問を見てみてください。

詰将棋解答選手権の過去問: 詰将棋メモ

 

さて、以前からすでに初級・一般戦に参加していた私は今年はチャンピオン戦に挑戦してみることにしました。本当は一般戦とチャンピオン戦の間のレベルがあると私にとっては都合がいいのですが、ないものはやむをえません。実力不足を自覚してはいたのですが、気付いたときには申込み完了メールが返ってきていました。

 

過去問を見たところ、第1ラウンド第2ラウンドともに10手台のサービス問題が出ていることに気付きます。そこで今回は目標をずばり20点(2問完答)に据えました。もともと部分点を取りにいくような姑息な手段が利くような世界ではありません。

 

当日会場についてみると、予想通りの人出の多さ(100人超え)だったのに加えて、若干名ですが小学生とおぼしき少年たちがいたのが新鮮でした。椅子にすっぽり体が収まるような小さな彼らも手にしているのは若島正『盤上のファンタジア』(難解な作品集)。でもそんな違和感が違和でなくなるのが将棋界。未来の藤井聡太がここにいるのかもしれません。

 

問題や解説に関しては速報ブログをご覧ください。私は事前の目標通り20点を確保しつつ部分点を数点稼いで終了。時間配分や時間配分、また時間配分などについて課題は残りますが、今回ものすごくいい経験をできたので(しかもそれで参加費2,000円という格安)それは来年に生かしたいと思います。

 

詰将棋解答選手権 速報ブログ

 

あまりネタバレにならない範囲ですこし具体的な感想を述べると、(2)は初手に無駄な手を読まされると迷路に入るので、そういう余計な変化をさくっと切り捨てられる読みと感覚は必要なのだなと。(3)は序の入りがきれいで収束もきれい。こういう問題は解いていて楽しくなりますね。(4)と(8)は作者の用意した機構を発見すること自体は難しくないはずなので、これも余計な合駒を読まない能力が大事。(9)は解きがいのある、今回の一番のお気に入りでした。(5)と(10)?知らない子ですねえ。。

 

解答選手権は斎藤七段の言葉通り、だれにも邪魔されずに計3時間も詰将棋に集中できるまたとない機会です。ランキング上位を目指すもよし、自分の目標と戦ってもよし。今回参加されなかった方も来年はぜひ出てみてはいかがでしょうか。4/7の初級・一般戦に参加される皆さんも頑張ってください。

 
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運営の皆さま、作家の皆さまありがとうございました。

 

次の一手上達法【振り飛車編】

先日のエントリーで、次の一手問題を通して居飛車の手筋を紹介しました。すでにご存知の方は多いと思いますが、居飛車戦は互いの囲い(守備陣)が相手の攻撃陣の目の前に位置している関係で、必然的に盤面全体の戦いとなります。

 


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【矢倉戦の例】

 

これに比べて振り飛車居飛車の対抗型では、戦いが始まってしばらくは、互いの攻撃陣同士のつばぜり合いとなりやすい構造になっています。

 


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三間飛車の定跡型】

 

この点で対抗型は、攻撃陣側(居飛車から見た右辺)での知識量が物を言います。こう言われるとなんだか不安になりますが、しかし反面、盤面全体を意識しなくていい分相居飛車よりも暗記しやすい、覚えやすいのではないでしょうか。

 

こうした部分的な知識が頻出するという意味では、振り飛車戦の定跡は、定跡というよりも囲碁でいう定石の要素が強いかもしれません。

 

そこで有効になるのが次の一手本での基礎トレです。いくつかおすすめ本を挙げておきましょう。

 

【1】『手筋の達人2』武者野勝巳


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ツイッターではもうしつこいくらいに紹介してるので詳細は省きますが、居飛車目線、振り飛車目線両方の章があり、どちら党にもおすすめできます。

【2】『四間飛車定跡コレクション』所司和晴


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最近出た本ですが、昔からあるクラシックな定跡を無駄なくまとめてありボリューム満点です。

 

【3】『四間飛車を指しこなす本1』藤井猛


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既出ですので特に付け足すことはないのですが、有段者の四間飛車党でもこの本の内容でうっかりすることがあるようです。基本は大事ですね(ほぼ自戒笑)。

 

個人的におすすめの読み方は、1)まずは答えがわからなくても一通り一冊(多ければ一章で構いません)を読み通す(無知から既知へ)。2)わからなかった問題については解説を読み込む(理解する)。3)大体の問題を理解したら、速さを意識して流し読みする。(わからなかった問題にはマークをつけるなど)このとき、正解率は8割くらいでもいいのでスラスラページをめくるリズムを大切にする(再認)。解説文のフレーズを覚えるくらいまでいったら、もう一区切りでいいでしょう笑

 

また、ノーマル振り飛車を指す上で意識したいのが、ぶつかった歩を取らないことです。先日のエントリー「歩(駒)がぶつかったら取れ」と矛盾するようですが、それでも初級〜初段くらいのうちはぜんぶ取って構いません。そうして得られた失敗は、大抵において、再度出現する可能性が高い点で、次に生きる経験です。


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【歩を取らないで失敗を回避するのは簡単だが、取ることで得られる知識もある。】

 

なぜ歩を取らないほうがいい場面が多いのか。それは、歩を取ることが、歩得や歩損という量的な面の他に、争点を変えるという質的な損得ことにつながることが多いからと言えます。この辺の具体的な例は本を読む上で嫌というほど直面するでしょうから、意識してみてください。

 


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棒銀が5段目に出られるのは、振り飛車が△35歩と取ったときだけ】

 


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これは『手筋の達人2』の第21問目です。ここでは振り飛車党ならひと目の筋があります。こうした局面での、一歩の損得とかいう話よりも大きい質重視の手は振り飛車戦ではよく出てくるわけです(さばきの概念)。※正解は65歩

 

こうした量と質の二軸の思考が(潜在的にではあっても)あるのが振り飛車の面白さであり難しさでもあると思います。

 

以上、簡単ではありますが振り飛車の次の一手本の読み方を見てきました。本の読み方は人によって千差万別ですが、いずれにしてもこうして、次の一手を効率的にこなして定跡を覚えることで、実際の対局時に中終盤でじっくり考える時間を残すことができるでしょう。逆説的ですがここで強調したいのは、あくまで将棋は終盤力だということです。終盤に時間を残すために、序盤はサクサク飛ばしてしまいましょう。知識があると、格上を序盤で突き放して勝つなんていう気持ちいいこともあるかもしれませんよ。