みずたま将棋ブログ

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詰将棋解答選手権に参加してきました


ご無沙汰してます。昨日はブログの更新をさぼったのですが、そのかわりに桜を見ていました。嘘です詰将棋をしていました。

 

 

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そう皆さんご存知の詰将棋解答選手権のチャンピオン戦です。斎藤慎太郎七段が「合法的に詰将棋をできる日」と表現した悪魔の一日なわけです。

 

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藤井六段の活躍で一躍有名になった解答選手権ですが、今年はいつにも増して多くの参加者がいたようです。また、当日のメディア対策として藤井六段(ほぼ)専用の名古屋会場が用意されたことは一連の藤井フィーバーの頂点を示す現象とも言えるでしょう。

 

解答選手権は3月末に行われるチャンピオン戦(無差別級)と、プロや奨励会員が参加できない「初級・一般戦」に分かれます。チャンピオン戦では39手までの作品を90分で5問を2セット行い、100点満点で順位を競います。初級戦は年によって異なりますが、おおむね1~5手詰を40分で6問解きます(30点満点)。また、一般戦はおおむね5~15手の作品を60分で6問解きます(30点満点)。興味のある方は過去問を見てみてください。

詰将棋解答選手権の過去問: 詰将棋メモ

 

さて、以前からすでに初級・一般戦に参加していた私は今年はチャンピオン戦に挑戦してみることにしました。本当は一般戦とチャンピオン戦の間のレベルがあると私にとっては都合がいいのですが、ないものはやむをえません。実力不足を自覚してはいたのですが、気付いたときには申込み完了メールが返ってきていました。

 

過去問を見たところ、第1ラウンド第2ラウンドともに10手台のサービス問題が出ていることに気付きます。そこで今回は目標をずばり20点(2問完答)に据えました。もともと部分点を取りにいくような姑息な手段が利くような世界ではありません。

 

当日会場についてみると、予想通りの人出の多さ(100人超え)だったのに加えて、若干名ですが小学生とおぼしき少年たちがいたのが新鮮でした。椅子にすっぽり体が収まるような小さな彼らも手にしているのは若島正『盤上のファンタジア』(難解な作品集)。でもそんな違和感が違和でなくなるのが将棋界。未来の藤井聡太がここにいるのかもしれません。

 

問題や解説に関しては速報ブログをご覧ください。私は事前の目標通り20点を確保しつつ部分点を数点稼いで終了。時間配分や時間配分、また時間配分などについて課題は残りますが、今回ものすごくいい経験をできたので(しかもそれで参加費2,000円という格安)それは来年に生かしたいと思います。

 

詰将棋解答選手権 速報ブログ

 

あまりネタバレにならない範囲ですこし具体的な感想を述べると、(2)は初手に無駄な手を読まされると迷路に入るので、そういう余計な変化をさくっと切り捨てられる読みと感覚は必要なのだなと。(3)は序の入りがきれいで収束もきれい。こういう問題は解いていて楽しくなりますね。(4)と(8)は作者の用意した機構を発見すること自体は難しくないはずなので、これも余計な合駒を読まない能力が大事。(9)は解きがいのある、今回の一番のお気に入りでした。(5)と(10)?知らない子ですねえ。。

 

解答選手権は斎藤七段の言葉通り、だれにも邪魔されずに計3時間も詰将棋に集中できるまたとない機会です。ランキング上位を目指すもよし、自分の目標と戦ってもよし。今回参加されなかった方も来年はぜひ出てみてはいかがでしょうか。4/7の初級・一般戦に参加される皆さんも頑張ってください。

 
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