みずたま将棋ブログ

みずたま(@go_tom_89)のブログです

どこでも棋書

以前は棋書はすべては紙の本で買っていたのですが、ここ数年は電子書籍で買うことも多くなりました。

 

今回は私が電子版、紙版の両方で持っている本を紹介しましょう。

最初は紙で買ったのだけれど人に挙げてしまったり、あまりにも参照する回数が多くてこれは電子で買ったほうが早いと判断した名著ばかりです。 

 

【定跡本】

  • 中飛車破り一直線ガイド 髙見泰地

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ゴキゲン中飛車(先後)に対して一直線に居飛車穴熊に組みにいく戦い方を解説した本です。2013年に出された本ですが、その内容はいまだに色あせません。

最新定跡を研究する上での基礎固めにいいのではないでしょうか。

 

 

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初段を目指す方が、じっくりした矢倉戦法を組んだ後の狙いを知るために有用な本。

先手(読み手)側が有利になるような手順を採っており、理想形を描くことの大切さを教えてくれる。

 

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四間飛車居飛車穴熊の定跡で考えるべきことが網羅された定跡書。中盤以降の指し手はやや理想化された手順という感じはあるが、初段前後であればこれ一冊で十分居飛車等に対応できるだろう。

 

  • 手筋の達人2 武者野勝巳

 

 

棋譜集】

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昭和のツノ銀中飛車から平成のご機嫌中飛車まで、定跡の面でもタイトル戦のエピソードでも注目されるべき100棋譜を丁寧に解説した名著。5000円でも買いですね。

 

 

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 気高い...(語彙力)

横歩取りといっても色々な形、色々な仕掛けのパターンがあって、いつも△8六歩▲同歩△同飛で始まるわけではないのです。そういう意味では戦法のカタログ的に居飛車の戦いを俯瞰できる名著ともいえそうです。

 

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 積極的にリードを奪う居飛車らしい戦い方を私は米長将棋からも学びました。

米長vs中原のタイトル戦はいつもの矢倉の形になるのがやや残念ですが、そのほかの形は仕掛け、特に対振り飛車の中盤の戦い方が勉強になります。

 

大山康æ´åå±é (åå±éã·ãªã¼ãº)

この本はもう将棋指しのバイブルと言っていいでしょう。

この本を、または大山康晴全集を並べることなく伸び悩んでいる人は、とにかく大山将棋を並べましょう。勝利のいいイメージも指にしみこむはずです笑。

 

詰将棋・付録】

 

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将棋世界の付録は小ネタとして重宝します。

 

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電子版のメリットは、どこでも持ち運べる、すぐに参照できる、絶版に関係なく読める、セールで安く買えることがあるなど様々です。

逆にデメリットは、電池がないと読めない、人に貸せない、書き込みができない、お風呂で読めないことなどでしょう。

 

両方を買えば両方のメリットを得られると思います。

みなさんも電子書籍で快適な将棋ライフを!!