【解答編】1・3・5手詰を解こう(10問)
お待たせしました、解答を発表します!
全問正解の方には、おめでとうの気持ちを差し上げます〜
【1】1手詰
▲ 22香成まで1手詰。
21香成では23玉とされて詰みません。
【2】1手詰
▲33銀成まで1手詰。
定番の開き王手。候補手はたくさんありますが、31香の利きを遮りながら23への逃げ道を塞ぐにはこれしかありません。
【3】1手詰
▲ 14飛まで1手詰。
これも開き王手の問題。▲94飛など、左に飛車を動かすのは△44歩などの合駒が妙防で詰みません。
【4】1手詰
▲31桂左成まで1手詰。
ちゃんと符号を書けましたか?
【5】3手詰
▲12飛成△同玉▲22角成まで3手詰。
23玉や14玉を許すと詰まない。初手がすべてを解決する好手。
【6】3手詰
▲12飛△同玉▲23金まで3手詰。
初手23金は15飛で、飛の守りが邪魔。両王手は強烈な詰手筋だ。
【7】3手詰
▲11金△同玉▲21馬まで3手詰。
初手13金は同馬でやはり守りが邪魔。そんなときは「玉は下段に落とせ」を試してみよう。
【8】3手詰
▲43飛成△同玉▲42角成まで3手詰。
初手33飛成は同玉で、23への脱出路が塞がらない。43に捨てれば角成ですべてをカバーできる。42馬は逃げられることに注意。
【9】3手詰
▲54角成△同馬▲35飛成まで3手詰。
初手35飛成だと同馬54角成に34玉と逃げられる。中段玉を制覇できれば詰将棋初級者は卒業。
【10】5手詰
▲31飛成△同玉▲32銀成△同玉▲33飛成まで5手詰。
気づいてしまえば絶対手の連続だが、最初のうちは両王手の筋に気づくのが大変か。この問題が解けたら自信を持っていいと思います。
詰将棋、気が向いたらまたこのくらいのレベルで出題してみますね。
【出典】
第1~4問:宮浦忍『宮浦忍詰将棋作品集』(2018)
第5~7問:海老原辰夫監修『解けうれ増刊号 詰将棋手筋集』(2014)
第8問:熊谷春海氏作、詰将棋パラダイス2015年6月号保育園
第9問:安倍英夫氏作、詰将棋パラダイス2017年7月号キッズルーム
第10問:室門健一氏作、詰将棋パラダイス2015年6月号保育園
解答・解説は後日発表します。