みずたま将棋ブログ

みずたま(@go_tom_89)のブログです

駒と私

本日は、ブログトピックの予定を変更してお送りします。
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ということで、気を取り直して今日は私がこれまで使ってきた駒を紹介します(自分語り)。

 

1. プラ駒(並製)
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将棋を始めた小学1,2年の頃に使っていた駒です。家にあったのは裏が赤いのが特徴。今でも生産されている型で、安価なので入門者の方におすすめできます。千円台のビニール盤に合わせるのがいいと思います。

 

 

2. プラ駒(上製)
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はじめて子ども将棋大会に出たときに、指導対局の記念品としてもらった型の駒です(ちなみに指導対局田中寅彦九段でした)。それ以降人にあげるなどして何回か買い直しています。1000円くらいで買える駒としては、大会などで、一番普及しているのではないでしょうか。これも合わせるならせいぜいビニール盤か、安い板盤でしょう。

 

3. 木製駒(シャム黄楊)
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普及価格帯の駒としては高級品に当たるものですが、小学生の頃にこれとアガチスの一寸盤を使っていました。やはり木の本格さにはプラスチック駒はかないませんね。いまでも1〜2万円くらいで手に入ると思います。合わせるなら1万円くらいまでの板盤ですかね。

 

4. 黄楊駒(御蔵島黄楊・菱湖書)
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高校生の頃に小遣いをためて買った思い出の駒です。当時は21,000円(税込)でしたが、今は値上がりして3万円弱になっています。晴月作のこの駒は四大書体(菱湖、水無瀬、錦旗、源兵衛清安)で作られており、どこに出しても恥ずかしくない仕上がりですね。イメージとしては、初段昇段の記念に…くらいでしょうか。卓上盤や薄めの脚付き盤にも合うと思います。


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5. 黄楊駒(彫埋駒・錦旗書)
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大学生の頃にバイト代をためて手に入れた思い出の駒。将棋会館で買ったように記憶しています。どの書体にするかかなり迷ったのですが、「錦旗に始まり錦旗に終わる」の格言通り、この王道書体にしてみました。この辺の価格帯になると一生物という感じですね。青野九段は著書の中で、4、5万円以上の彫駒からもう一生物という記述をされていましたね(おそらく『第一線棋士!』の中で)。こういう駒には2寸くらいの卓上盤か、脚付き版をあてがってあげたいところですね。


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最近は駒に触る機会がめっきり少なくなってしまったので、脳内盤を鍛えていこうと思います。

 

 

→盤駒に興味がある方におすすめの本

増山雅人『将棋駒の世界』(中公新書
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