A級ラス前解説会
いてはりました。
11時に仕事が終わって帰り道、気がつくと千駄ヶ谷だったので「A級ラス前は年に一度しかないし」と思って下車。
解説会に来るのは何年ぶりか思い出せないくらいですが、ともかく久しぶり。将棋会館には強くなる空気が漂ってると思います。あ、それは2階のトイレの芳香剤の匂いとは別です。たしかに匂い強いけど。
11時半をゆうにすぎてから入ったので、二列目の席が空いていました。女性客の多さに驚く。半分以上だったのではないか?時代は変わりましたねえ。
そして棋士に向かってパシャパシャカメラ。いつもツイッターで見る写真はこうやって生成されてるんだなあと、ありがたいやらちょっとうるさいやらでなんか不思議な感覚です。
ツイッターで見かける人もちらほら。
解説は名人と木村九段と佐々木勇気六段が入れ代わり立ち代わり。久保三浦戦の棋譜から伝わる三浦九段の執念というか諦めきれなさに切なくなりました。やっぱり最後に残るのは久保三浦戦なんだよね。
やはり(関西の対局もあるけれど)現場の空気はいいですね。将棋が強くなるといいますが、それは将棋へのモチベーションが上がるからだと思います。うまく言葉にはできないのですが、たとえば名人でさえちゃんと考えなければ詰みは読み切れないんだとか、棋士によっても形勢判断は微妙に違うんだとか、そういうささいな人間味を感じることで、強い人とはいえ神ではないのだなあと安心し、自分も努力しようと思う気になる。
明日からも将棋頑張ろっと☆