将棋メモの残し方
今日は午後の予定がすべて吹っ飛んでくれたので笑、ふと思い立って将棋会館に行きました。月末だったので最新の将棋世界が売っていたり、前々から欲しかったグッズを買ったりと充実しました。個人的には、扇子入れ(紺)のデザインが可愛くなっていてほしくなりました。
2階の道場は平日昼間ということもあり、さすがに空いていましたね。帰り際には何人かの棋士とエンカウントしました笑
写真の右下に写っているのは将棋連盟が最近発行した「ウォッチ&プレイ将棋ガイド」という薄い冊子(他意はない)で1冊100円で買えます。さくらはな。さんの描くゆるふわな4コマ漫画が楽しくて、すいすい読めました。
この冊子は買い方がすこし面倒で、事前に3階にある普及部に電話をして在庫を確認した上で取りに行く必要があります。いちおう将棋会館の3階以上は無断では入れませんので、事前の連絡は怠りなくよろしくおねがいします。私が電話したときは、「あーはい、では取り置いておきますねーブチ」だったので、どこに行けばいいかわからず閉口しました笑
販売部をうろうろと見ていると、相変わらず図面用紙や棋譜用紙が販売されていて懐かしくなりました。昨今の将棋ブームのおかげで書籍販売の棚がおそろしくガタガタになっていて少し心配してしまいましたが笑、図面用紙は大丈夫そうです。
詰将棋作家の若島正さんは、作品の創作に際して盤駒は使わず、移動中などに思いついた図面を図面用紙に書き込んで、修正しては新しく図面を書くという推敲方法を取られているようです。アナログ派には欠かせないアイテムですね。100枚入って324円なのでお手頃。うちにも数冊あります。
最近は山口(絵)先生の提唱に代表される将棋ノートが指す将さんのあいだで定着しているようで、素晴らしいの一言に尽きます。やろうと思えば100円の方眼ノートでもさくっと作れるのが良いですよね。将棋の図面以外にも今日は詰将棋を何問解いた!とかも書くみたいです(自分が書いていないからわからない)。
個人的には、将棋ノートと言えば菅井ノートという勝手ないめーじがイメージがあります。ゴキゲン中飛車対策の超速▲37銀への対抗策、いわゆる菅井流などは昔の研究ノートを読み返す中で発掘されたという逸話もありますね。
(というか菅井流っていくつあるんだ...)
皆さんは日頃の将棋の研究や思いつき・発見をどのような形で残していますか。
PC上に残している方も多いでしょう。私が思う私に向いたベストな方法はブログやツイッターでつぶやくという方式でしょうか。私の身の回りだとShogipicや局面図ジェネレーターを使う方が多いです。
ツイッターなどに局面図を投げておくと、必要なレスポンスが得られる上に人の役に立つ可能性があります。もちろん秘密の研究にしたい方には向きませんが。
(そもそも私は序盤研究をまったく重視しないですすいません笑)
Wordファイルなど、棋書のようなレイアウトで残して、いずれ本当に棋書にするという方法もありますね。
【↓こういうやつ。結構簡単にできる。】
この道での先達の一人はタップダイスさんでしょう。Kindleで読める電子書籍「棋書作成マニュアル」はこの方法を取る人にとっては間違いなく大きな案内役です。
↓リンク
それから、先日紹介したShogi Playgroundも便利なツールです。ご存知の通り私も愛用しています。自分用に書くにも公開用にするにしても、見た目が良いです。
図面管理の基本手筋としては、局面図作成というソフトがあります(フリー)。これはKifu for Windowsのような基本ソフトから出力した図面データを書籍のような使い勝手の良い画像に変換してくれる便利なソフト。スクショよりかはエレガントでしょう。これでも書籍っぽい出来栄えにはできます(上記「棋書作成マニュアル」も参考になる)。
他には、棋譜の管理ならかなり古いソフトですが「棋泉 for Win」があります(フリーソフト)。10年以上そのままのかたちで存在するこのソフトが現在でもプロの棋譜管理のだとしたら、ちょっと驚いてしまいますが...(来たれプログラマ)。まあそもそもKIF形式がどうかという疑問もあるらしいですがそのことはまた...
そういえば上記の「ウォッチ&プレイガイド」では、図面は柿木将棋からスクショしていましたね。ソフト自体使いやすくて素晴らしいです!ただ冊子にスクショはダサい...。
はい、ということでいろいろとソフトやグッズを紹介しました。
みなさんも自分だけの将棋ノートを作って快適な将棋ライフ&上達ハイウェーを楽しんでください!
※使い方がわからなかったら記事などでフォローするのでお気軽にリプやコメント下さい。それと各種アプリは商的利用に関しては各自お調べください。