新橋古本市を駆け抜ける
今日は午前はバーベキューしてました。
お肉おいしかったです。
午後の予定までの移動時間の間に新橋で2分ほど(誤植でない)時間が取れたので、新橋駅前古本市に立ち寄ってきました。3月以来ですね。
(前回の様子)
古本市自体はこの間の池袋のやつ以来。
今回は本当に時間がなかったので、前回までの経験から棋書を扱っているコーナーをピンポイントで狙っていきました。分刻みのスケジュールのために自転車を飛ばす桐谷先生の気持ちが少しだけわかった気がします。
買ったのは5冊。
まずはこちら、脇謙二『単純明快 矢倉脇システム』(350円)
実はこの本はすでに持っているのですが、この貴重書にこの値段をつけるなんてけしからん!というお仕置きの意味でノータイム購入しました(単なる所有欲)。
矢倉ならば急戦という時代になって久しいですが、かつては組み合う矢倉が時代の中心でした。脇システムもそんな持久戦の一つ。三浦九段が得意にされています。
つづいてこちらの豆本たち(各100円)。
まっぷるで有名な昭文社からでている棋書は珍しいですね。
この豆本シリーズの他には米長先生の文庫サイズシリーズくらいしか私は知りません。
米長先生の実戦譜から中終盤のポイントの一手が約60題出されます。
私自身知らなかった手筋や狙い筋も出てきて、すごく勉強になります。
見かけたら手に取るしかないですね。
下図は右の本からの出題。
3分で解けたらプロ八段との目安。答えは本記事の最後に。
他にも同じシリーズでこの本も買いました(やはり各100円)。
ちなみに、『実戦居飛車次の一手』のはしがきにこうありました。「(本書を)ノータイムで半分解ければ、県代表クラスの実力、三分の二以上解ければアマ名人クラスの実力者と認めます」とのこと。もちろん私はノータイムで半分なんか無理ですが、くり返しちびちび解いていこうと思います笑
囲碁の冊子で「名局細解」も100円。
一局の碁を約100ページ使って丁寧に解説しています。
【次の一手の答え】
▲45歩△同歩▲84歩△同歩▲37角
これで▲64歩の取り込みが厳しく残ります。
△73馬には▲64歩△同銀▲65歩△53銀▲73角成で馬を消しつつ飛車先を破れます。
どうでもいい話ですが、私は▲を「s」、△を「g」で辞書登録してます。