みずたま将棋ブログ

みずたま(@go_tom_89)のブログです

【電子書籍】創元社の棋書を味わおう

電子書籍っていいですよね。

私は主にKindleを使っているのですが、アマゾンで「将棋 電子書籍」的な感じで調べればぱぱっと出てくるので便利です。

 

大体の場合、紙媒体より少し安いですし、何よりどこでも読めるのがデカいっす。出先で将棋を指して、その場で定跡確認とか、電車で詰将棋とか、使いかた十人十色。

 

今回は創元社の棋書を5冊ほどご紹介。

マイナビだけでなく創元社も、ミステリーだけでなく棋書の電子化も着々と進める素敵な出版社なのです。

 

 

【1】内藤國雄『とっておきの詰将棋セレクション』


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https://twitter.com/go_tom_89/status/912292105216712704?s=19

スマホからなのでうまくリンクが貼り付けられないのですが、一言でいうと読み潰す価値のある本です。

 

【2】中村修『不思議流 受けのヒント』


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棋書には極めて珍しい受けについての本。

様々な実例から受けの手筋を学ぶ。高段者でも読む価値がなかったということはないでしょう。

 

【3】青野照市『棋力判定テスト』
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全部初見でひと目で正解したら全国クラスかしらってくらいの次の一手本。勉強になりました。

↓もみてね〜

https://twitter.com/go_tom_89/status/918877515581554688?s=19

 

【4】井上慶太居飛車奇襲戦法』


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過去の名著(絶版)の本が電子書籍で安く手に入るって、本当に胸熱ですよね。この本で対居飛車△72飛戦法とか美濃崩し▲86銀戦法勉強して、将棋を楽しんじゃいましょう。

創元社の本は自分の狙いがわかりやすい手順が多めに出ていて級位者におすすめできます。

 

【5】大内延介『仕掛けの時期』
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伝説の「初段に挑戦する将棋」シリーズよりピックアップ。仕掛けのタイミング、何をどこまで読むべきか、具体的な知識が身につくでしょう。タイトルの通り仕掛けのタイミングを説いた本書以外にも、石田和雄『なぜ疑問手か?』、前田祐司『格言でで覚える手筋』、田丸昇『詰み形カタログ』、桐山清澄『次の一手 仕掛け』など、古書店でもなかなかお目にかかれない名著が目白押しです。

 

こういうの読んでると、昔の初段は今よりいろいろな技術が求められてたんだな…という思いがして、自分も頑張らなきゃなあと思います笑

 

今回は「初段に挑戦する将棋」シリーズを紹介できただけでも記事を書いた甲斐があったというものです。